元新体操の畠山愛理さんと結婚した広島東洋カープの鈴木誠也外野手。
このまま順調にいけば、国内FA権の取得は2022年オフという事で来年にも早ければ国内球団への移籍も可能になります。
球界を代表する選手という事で、FA宣言すれば複数球団での大争奪戦は必至だと思われますが、鈴木誠也選手が言ったのか?どうなのか?真相は謎ですが・・・
国内FA権で巨人へ移籍する事が決まっているとも言われています。
もちろん、巨人としては国内FA権を行使するとなれば、鈴木誠也選手は補強ポイントにもマッチングしますので、絶対に獲得に走るでしょうから、巨人入りの可能性は全く否定できませんが・・
そんな鈴木誠也選手が、仮にFA移籍するとなれば、巨人の陣容はどうなっていくのか?また巨人から人的補償として候補に上がりそうなのは誰なのか?
過去の成績やデータなどを見ながら、鈴木誠也選手が入団した際のメリットなどを考察していきたいと思います。
鈴木誠也選手のプロフィールと成績
まずはじめに、鈴木選手のプロフィールですが、
出身校 | 二松学舎大付高 |
身長 | 181センチ |
体重 | 96キロ |
高校時代は甲子園への出場が叶わないも、投げては最速148キロ、打っては通算43本塁打を放ち、広島カープのスカウトには走力と打力を高く評価されて2012年ドラフト2位で指名。
当時の各球団の1位指名には、
セ・リーグ | 指名選手名 | パ・リーグ | 指名選手名 |
読売ジャイアンツ | 菅野智之 | 北海道日本ハムファイターズ | 大谷翔平 |
中日ドラゴンズ | 福谷浩司 | 西武ライオンズ | 増田達至 |
東京ヤクルトスワローズ | 石山泰稚 | 福岡ソフトバンクホークス | 東浜巨 |
広島東洋カープ | 高橋大樹 | 楽天イーグルス | 森雄大 |
阪神タイガース | 藤浪晋太郎 | 千葉ロッテマリーンズ | 松永昂大 |
横浜DeNAベイスターズ | 白崎浩之 | オリックス・バファローズ | 松葉貴大 |
と一軍でバリバリ活躍している選手の名前はズラリ。
他にも、ヤクルト2位指名で小川泰弘投手、西武ライオンズ3位指名で金子侑司選手、楽天イーグルス2位指名で則本昂大投手と、この年は当たり年。
こんなメンツの中で高校生で2位指名を受けるだけでも凄いですが、スカウトの眼力に狂いがない事を証明するように、1年目から1軍での出場を果たしています。
また、体重96キロという身体も、丸佳浩選手と同じで、プロ入り後に大幅に増量した結果、2016年オフから2017年キャンプインにかけて5キロの増量に成功。
当時、ユニフォームがピチピチになっている事も話題になっていました。
→ 画像引用 誠也が救う!大谷ショックの侍「世界一」へレギュラーこだわらず全力献身
両親は大の巨人ファン 新婚生活は都内?
広島東洋カープで順調に成長し、今やカープの主砲だけでなく、侍ジャパンの主砲としても神ってる活躍をみせる鈴木選手ですが、実は両親ともに「大の巨人ファン」なのです。
また、畠山愛理さんとの結婚を予定し、東京都内にタワーマンションを購入しているとも言われています。
さらに!鈴木選手が出演したジャンクスポーツで好きな球団やユニフォームを聞かれて「巨人です」と答えた事もあり、FA宣言後に鈴木誠也選手が移籍するのも間違いない??という事が囁かれているのです。
鈴木誠也選手の主な打撃成績
次に鈴木選手の主な打撃成績ですが、
試合 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 盗塁刺 | 四球 | 三振 | 打率 | 長打率 | 出塁率 | OPS | |
2013 | 11 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | .083 | .083 | .214 | .297 |
2014 | 36 | 22 | 1 | 7 | 0 | 0 | 4 | 13 | .344 | .500 | .382 | .882 |
2015 | 97 | 58 | 5 | 25 | 6 | 7 | 16 | 38 | .275 | .403 | .329 | .732 |
2016 | 129 | 156 | 29 | 95 | 16 | 11 | 53 | 79 | .335 | .612 | .404 | 1.016 |
2017 | 115 | 131 | 26 | 90 | 16 | 6 | 62 | 80 | .300 | .547 | .389 | .936 |
2018 | 124 | 135 | 30 | 94 | 4 | 4 | 88 | 116 | .320 | .618 | .438 | 1.056 |
2019 | 140 | 167 | 28 | 87 | 25 | 16 | 103 | 81 | .335 | .565 | .453 | 1.018 |
1年目から開幕一軍に出場し、3年目から出場試合数が増え、4年目には一軍定着していますが、意外な事にフル出場はしておらず、毎年どこかしら怪我をしていて、
怪我の内容 | 期間 | |
2016/2/22 | 右ハムストリング 筋挫傷 | 全治2週間 |
2016/8/24 | 左肩亜脱臼 | シーズン間に合わず |
2017/8/22 | 右脛骨内果剥離骨折 | 手術でシーズン間に合わず |
2018/4/4 | 下半身の張り | 全治2週間 |
2018/7/16 | 左すねの怪我 | 全治数日 |
2019/4/23 | 左足の太もも | 全治数日 |
過去には骨折の手術を受けて、シーズン中に戻ってこれないというケースもありました。
2019年も首位打者、最高出塁率、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得していますが、左太ももを怪我しながらでの成績という事ですから、本当に末恐ろしい選手です・・
鈴木誠也選手の打撃力を示すセイバーメトリクス
鈴木選手の打撃力を示すデータをセイバーメトリクスから紹介していきますが、まず最初にOPSですが、2016年、2018年、2019年と1.000を超える高い数値を叩き出しています。
カープは2016年から3連覇を果たしていますが、鈴木誠也選手が覚醒し4番に座ったのも2016年からですがから、優勝にも貢献できる勝負強い打撃力は、眼を見張るものがあります。
四球率で選球眼、三振率で積極性が露わに
また、四球率と三振率については、
打席 | 四球 | 四球率 | 三振 | 三振率 |
14 | 1 | 14.000 | 1 | 14.000 |
68 | 4 | 17.000 | 13 | 5.231 |
238 | 16 | 14.875 | 38 | 6.263 |
528 | 53 | 9.962 | 79 | 6.684 |
512 | 62 | 8.258 | 80 | 6.400 |
520 | 88 | 5.909 | 116 | 4.483 |
612 | 103 | 5.942 | 81 | 7.556 |
- 四球率に関しては、6打席に1度。
- 三振に関しては、6~7打席に1度。
セ・リーグでは四球率は山田哲人選手の5.83に次ぐ2位、三振率は宮﨑敏郎選手の13.51を最高位として、糸原健斗選手8.17 、大島洋平選手7.99、青木宣親選手7.85に次いで5位。
高い選球眼と積極的なスイングで勝負をかけるという事が、この2つのデータからも分かります。
IsoPとIsoDで長打力と娼婦強さを露わに
次に、「IsoP」と「IsoD」と呼ばれる数字に着目してみました。
IsoPは、二塁打以上の長打を打てる能力があるかどうかをデータ化したものですが、長打率から打率を引く事で計算する事が出来ます。
鈴木誠也選手のIsoPですが、
IsoP | |
2013 | .000 |
2014 | .156 |
2015 | .128 |
2016 | .277 |
2017 | .247 |
2018 | .298 |
2019 | .230 |
となっていて、2018年の鈴木選手の特徴は2塁打以上の長打力が高く、アベレージも.320残せる欠点の少ないバッターだという事が示されていますが、2019年はどちらかと言えば長打力よりも単打と四球が増えてアベレージヒッター寄りになっています。
それでも、ホームランは28本打っているわけですから、近い将来三冠王を獲ってもおかしくない、バランスの良い打者である事は間違いありません。
そして、もう一つのIsoDですが、四球率よりも選球眼を計る事ができるデータとして注目され、出塁率から打率を引く事で計算する事ができます。
しかし、最近ではIsoDは「勝負を避けられているケース」=敬遠が多い打者が数字を上げる傾向もあるので、選球眼というよりは、「勝負強いバッターの目安」としても知られるようになってきました。
鈴木選手のIsoDですが、
IsoD | |
2013 | .131 |
2014 | .038 |
2015 | .054 |
2016 | .069 |
2017 | .089 |
2018 | .118 |
2019 | .118 |
と2018年、2019年は.100を超えており、敬遠で勝負を避けられるケースも増えているという事が証明されています。
得点圏打率でも勝負強さが露わに
次のデータですが、得点圏に関するものですが、
得点圏打率 | 打点 | 本塁打 | 四球 | 三振 | 出塁率 | 長打率 | OPS | |
通算 | .285 | 56 | 5 | 29 | 35 | .418 | .446 | .864 |
ビハインド時 | .357 | 22 | 3 | 5 | 13 | .429 | .619 | 1.048 |
リード時 | .293 | 18 | 1 | 11 | 10 | .444 | .415 | .859 |
ご覧のとおり、得点圏での打率が3割近くあるのは素晴らしい事ですが、特に負けている時の集中力の高さがデータからも見て取れます。
チームの勝敗に直結する主砲の役割を果たすのに、これだけ高い数字を残している事が、広島の強さに直結しているところはあると思います。
また、リードしている時でもダメ押し点を奪えるのも、鈴木選手の得点圏能力の高さ所以だと言えそうですね。
チームの4番に鈴木選手がいるだけで、本当に心強いです。
ちなみに、巨人岡本和真選手とのデータを比較してみたところ、
得点圏打率 | 打点 | 本塁打 | 四球 | 三振 | 出塁率 | 長打率 | OPS | |
通算 | .257 | 56 | 4 | 25 | 33 | .367 | .407 | .774 |
ビハインド時 | .275 | 18 | 3 | 4 | 16 | .341 | .500 | .841 |
リード時 | .231 | 26 | 1 | 11 | 13 | .338 | .369 | .707 |
鈴木選手と比べると、まだまだ課題も多いですし、リードしている時の打率が.231というのが、もう少し上げてほしいと思うところですね。
左右ピッチャーともに苦にならないため高打率
次に、左右ピッチャー別の打率についてですが、
右ピッチャー | 左ピッチャー | |
2015 | .250 | .293 |
2016 | .326 | .351 |
2017 | .278 | .348 |
2018 | ||
2019 | .304 | .399 |
どちらでも高打率を打っていますが、特に左バッターに対しては無類の強さを見せており、2019年に関しては4割近いアベレージを残しています。
ピッチャーは3割打たれていても「打たれている」という印象を持つと言われてますが、4割も打たれると「どこにも投げるところがない」という印象まで持たれる可能性はあるかもしれませんね。
鈴木誠也選手の年俸と背番号の推移
次に、年俸と背番号の推移ですが、
年 | 年俸(推定) | 背番号 |
2019年 | 1億6000万円 | 1 |
2018年 | 9000万円 | 51 |
2017年 | 6000万円 | 51 |
2016年 | 1700万円 | 51 |
2015年 | 900万円 | 51 |
2014年 | 650万円 | 51 |
2013年 | 600万円 | 51 |
入団時から背番号51とイチロー氏を意識した番号をもらい、期待の高さを伺えますが、2019年からは広島カープのチームリーダーが引き継いだ「1」を継承しています。
ところで、背番号「1」ですが、
白石勝巳→野崎泰一→金山次郎→古葉竹識→渋谷通→大下剛史→大久保美智男→山崎隆造→前田智徳
と継承され、広島カープでも準永久欠番とされている番号です。
チームリーダーに恥じない成績をというところで、鈴木誠也選手は2019年は
- 首位打者
- 最高出塁率
- ベストナイン
- ゴールデングラブ賞
とタイトルも獲得しているので、契約更改が済んではいませんが、6000万以上アップはあるだろうと見ています。
鈴木誠也選手の契約更改が完了し、2億8000万円となりました!1億2000万アップという事で昇給額は予想以上でした!
ちなみに広島カープの歴代年俸を調べてみたところ、トップは2016年の黒田博樹氏で6億円ですが・・大リーグからの移籍だったので、若干査定が違う気がしましたので、歴代2位を調べてみたら2015年の前田健太選手で3億円。
仮に鈴木誠也選手が2021年オフまでに2倍にアップしたとすれば、3億2000万円。
巨人にいれば、今年の成績なら間違いなく査定されるであろう2倍アップですが、広島カープは給料の昇給率が低い球団ですので、2年で2倍なら悪くないでしょうか・・・
球団史上歴代最高額が出るか、2021年楽しみにしていましょう。
巨人へFA移籍となれば、鈴木誠也選手の価値は??
今までは、過去のデータや成績を基に考察してきましたが、2019年の契約更改も済んでいない中ですが、仮に2年後オフにFA宣言で巨人入りするとなれば、どのような契約が用意されるか??を考えてみたいと思います。
まず、今季の年俸を6000万円アップ、2020年オフも同じ6000万アップとしてみましょう。
3億2000万円の単年度契約から、巨人へ移籍するにあたり、複数年契約が結ばれると予想されます。
年齢も27歳と若く、丸佳浩選手と同じ5年の長期契約も視野に入るかもしれません。
もし、巨人へ移籍後に大リーグへの挑戦も考えているのであれば、3年契約で31歳を迎えた時にメジャーへ移籍するのも一つの方法かも知れませんし、夢がありますので、筆者としては「3年契約」を提示したいと思います。
丸選手の移籍時の年俸が、移籍前が2億1000万円でしたので、3年総額18億、年俸は丸選手と同額の5億円でどうでしょうか??
丸選手は、広島3連覇のうちMVP2回、巨人としては是が非でも優勝したいという中での移籍でしたので、5年総額30億近くの契約になりましたが、鈴木誠也選手も年俸自体は同額の価値は十分にあります。
巨人へFA移籍となれば人的補償は誰になる??
次に、来季の巨人の選手の中から、人的補償となる可能性がある選手を予測してみましょう。
(3年後ですので年を3歳加算してプロテクト予想をしていきます。)
まずは、投手からですが、
年齢 | プロテクト可能性 | 備考 | |
戸郷翔征 | 22 | ○ | |
澤村拓一 | 34 | △ | 2009年ドラフト1位 |
大竹寛 | 39 | × | 年齢より除外 |
菅野智之 | 33 | ポスティングシステムでメジャー挑戦 | |
岩隈久志 | 41 | × | 年齢より除外 |
野上亮磨 | 35 | × | 活躍なければ戦力外の可能性も |
髙橋優貴 | 25 | ○ | 2018年ドラフト1位 |
田口麗斗 | 27 | ○ | 先発、リリーフ両方可能 |
鍵谷陽平 | 32 | △ | |
畠世周 | 28 | ○ | |
堀田賢慎 | 21 | ○ | 2019年ドラフト1位 |
太田龍 | 22 | ○ | 2019年ドラフト2位 |
桜井俊貴 | 27 | △ | 2014年ドラフト1位 |
古川侑利 | 27 | ○ | 楽天よりトレード移籍 |
中川皓太 | 28 | ○ | 中継ぎの絶対的リリーフエース |
C.C.メルセデス | 28 | 対象外 | |
今村信貴 | 28 | △ | |
鍬原拓也 | 26 | △ | |
藤岡貴裕 | 33 | × | |
池田駿 | 30 | × | |
T.ビエイラ | 29 | 対象外 | |
戸根千明 | 30 | △ | |
髙田萌生 | 24 | ○ | 年齢より将来性に期待 |
直江大輔 | 22 | ○ | 年齢より将来性に期待 |
高木京介 | 33 | △ | |
宮國椋丞 | 30 | × | |
横川凱 | 22 | ○ | 年齢より将来性に期待 |
田原誠次 | 33 | × | |
大江竜聖 | 23 | ○ | 年齢より将来性に期待 |
井上温大 | 21 | ○ | 2019年ドラフト4位 |
堀岡隼人 | 22 | △ | |
R.デラロサ | 33 | 対象外 |
菅野投手がメジャー移籍、野上投手、田原投手、宮國投手、池田投手あたりは結果を残さなければトレードや自由契約となる可能性もありますので、プロテクト予想は流動的ですが、一応13名行いました。
続いて、野手ですが、
来季年齢 | プロテクト可能性 | 備考 | |
小林誠司 | 33 | ○ | 国内FA権取得で移籍の可能性も? |
大城卓三 | 29 | ○ | |
炭谷銀仁朗 | 35 | ○ | FA移籍選手のため、プロテクトするか? |
岸田行倫 | 26 | × | |
山瀬慎之助 | 21 | ○ | 2019年度ドラフト5位 |
田中貴也 | 30 | × | |
吉川大幾 | 30 | × | |
増田大輝 | 29 | ○ | 代走の切り札 |
中島宏之 | 40 | × | |
坂本勇人 | 34 | ○ | |
岡本和真 | 26 | ○ | |
吉川尚輝 | 27 | ○ | 成績次第、怪我次第で△に |
若林晃弘 | 29 | △ | |
田中俊太 | 29 | △ | 成績次第で○ |
北村拓己 | 27 | △ | 成績次第で○ |
山本泰寛 | 29 | △ | |
菊田拡和 | 21 | ○ | 2019年度ドラフト3位 |
増田陸 | 22 | ○ | 年齢より将来性に期待 |
松井義弥 | 22 | △ | |
湯浅大 | 22 | △ | 守備力が高いので、プロテクトは面白いかも? |
陽岱鋼 | 35 | × | |
丸佳浩 | 33 | ○ | |
亀井善行 | 40 | △ | 引退の可能性もあり? |
石川慎吾 | 29 | × | |
立岡宗一郎 | 32 | × | |
重信慎之介 | 29 | ○ | レギュラー候補の一角 |
松原聖弥 | 27 | △ | 成績次第では○に |
村上海斗 | 27 | × | |
G.パーラ | 34 | 対象外 | |
加藤脩平 | 23 | △ | 成績次第では○に |
伊藤海斗 | 21 | ○ | 2019年度ドラフト6位 |
山下航汰 | 21 | ○ | 年齢より将来性に期待 |
内野手は、吉川尚輝選手の復活を前提に、若林選手、山本選手、田中選手がすべて微妙となっていますが、広島カープは内野の補強は必要になりますので、場合によっては内野手の補強を厚くした方が良いかもしれません。
逆に鈴木誠也選手の代わりとなる選手という事で見た場合は、外野手を厚くプロテクトする事になりますが、その場合は加藤選手、松原選手あたりはプロテクトしたいところです。
あと、大穴というと失礼ですが・・
個人的には、湯浅大選手。守備力が高く、走力もあるので期待の若手選手です。
阿部二軍監督からは、育成の黒田響正選手がクローズアップされていましたが、湯浅大選手も良い選手ですので、内野手を厚くいくのであれば、プロテクトしても良いかなと思います。
いずれにしても、鈴木誠也選手という球界を代表する選手を獲得するわけですから、プロテクト選手に期待する若手が多く入るのは、仕方のない事だと思いますが・・・
丸選手、鈴木選手で最強の外野布陣を築いてくれるのであれば、最高ですので個人的には良しとしたいと思います。
最強外野陣になる可能性はこの人次第??
→ ジェラルドパーラが巨人入り?メジャーでの年俸や成績、守備力や打撃フォームを考察
鈴木誠也選手が巨人加入ならば打順はどうなる??
2020年、2021年も終わっていない中で、再来年の巨人の布陣を考えるのは、正直難しいところはありますが、今季の戦力に鈴木誠也選手が加わったと仮定した場合の打順ですが、ちょっとした冒険をさせて頂くという事で以下のように考えてみました。
- ライト 鈴木誠也
- サード 坂本勇人
- センター 丸佳浩
- ファースト 岡本和真
- レフト ジェラルドパーラ(新外国人)
- キャッチャー 大城卓三
- ショート 吉川尚輝
- セカンド 増田陸
- ピッチャー
鈴木誠也選手の勝負強さを考えると4番に据えたいところですが、
- 2020年パーラが5番として開花、翌年も活躍する事
- 6番に大城選手を据える事が出来る二桁ホームランを打つ事
- 岡本和真選手が4番としてひとり立ち出来る数字が出ている事
- サカマルコンビが変わらず高いパフォーマンスを発揮している事
を条件に、鈴木選手を一番にして、高橋由伸氏のような核弾頭になってくれたら面白いのでは無いか??と思っています。
しかも、鈴木選手の場合は「盗塁も出来る」ので、高い出塁率と盗塁で相手を揺さぶる事が出来ると思うので、高橋由伸氏よりも攻撃的な一番になれる可能性も秘めていると思います。
こうする事で、坂本勇人選手を下位打線で育成した時のような「育成枠」を8番に作れますので、増田陸選手を筆頭に、若手がセカンドを争う事が出来るのでは無いでしょうか。
もし、吉川尚輝選手の打力に不安を感じ、下位打線が落ちる・・という可能性があれば、
- ライト 鈴木誠也
- サード 坂本勇人
- センター 丸佳浩
- ファースト 岡本和真
- レフト ジェラルドパーラ
- キャッチャー 大城卓三
- ショート 吉川尚輝
- ピッチャー
- セカンド 増田陸
で8番にピッチャーを挟んでみたり、オーソドックスに
- ショート 吉川尚輝
- サード 坂本勇人
- センター 丸佳浩
- ファースト 岡本和真
- ライト 鈴木誠也
- レフト ジェラルドパーラ
- キャッチャー 大城卓三
- セカンド 増田陸
- ピッチャー
とオーダーを組んで、吉川尚輝選手の一番がハマってくれる事を来年以降期待するというのが良いかもしれません。
あとサカマルコンビ、特に坂本勇人選手が衰えが見える場合は、
- ショート 吉川尚輝
- ライト 鈴木誠也
- センター 丸佳浩
- ファースト 岡本和真
- レフト ジェラルドパーラ(新外国人)
- サード 坂本勇人
- キャッチャー 大城卓三
- セカンド 増田陸
- ピッチャー
も面白いのでは無いでしょうか??
個人的には、可能性という点で1番鈴木誠也というポテンシャルはヤバい・・と感じていますが、読者の皆様はいかがでしょうか?
今後、鈴木誠也選手に関する情報は随時更新していく予定ですが、何か意見やコメント、最新情報があればTwitterやコメント欄に頂ければ幸いです。
2019年12月 追記
あともう一つウルトラQがあるとすれば・・来年のFAで山田哲人選手の獲得です。
山田選手を獲得し、2022年鈴木誠也選手獲得となれば、
- セカンド 山田哲人
- サード 坂本勇人
- センター 丸佳浩
- ファースト 岡本和真
- ライト 鈴木誠也
- レフト 新外国人(希望枠として山下航汰)
- キャッチャー 大城卓三
- ショート 吉川尚輝(もしくは増田陸)
- ピッチャー
もあり得るかも知れませんね。
鈴木誠也選手をFAで獲得すると、巨人のV9以来の最強布陣になる可能性は十分に秘めています。
他球団からすると、非難轟々かもしれませんが、プロ野球は評価されてナンボの世界だと思いますので、鈴木誠也という選手を正当に評価された状態でプレーしてくれる姿を見たいと思います・・
そこは鈴木選手の決断を尊重して頂くのがファンとしては一番だと願っております。
それでは、本件は2022年のオフに答え合わせを致しましょう、長文になりましたが、最後までお読みいただき、有難うございました。
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