近未来のサウスポーエース候補がドラフトで獲得出来たのでは??
そう疑わずには入れないほど、筆者的には動画を見て惚れた選手、今回の特集はドラフト特集という事で先日行われたドラフト会議2019で読売ジャイアンツから4位指名を受けた、前橋商業高校の最速146キロ左腕 井上温大投手を紹介したいと思います。
井上温大投手 プロフィール
まずはじめに、井上投手のドラフト前までの経歴やプロフィールを見ていきましょう。
出身地 | 群馬県前橋市 |
身長 | 175cm |
体重 | 70kg |
サウスポーで地元中学から、強豪校の前橋商業高校に進学していますが、同県には甲子園常連の前橋工業、前橋育英、桐生第一、健大高崎といったチームが多く、甲子園出場は春夏共に叶いませんでした。
しかし、今年の選手権群馬大会では50イニングと1/3を投げて、防御率2.14、奪三振45を奪っての決勝進出、好成績を収めており、スカウトからも注目されていた逸材です。
また、井上投手の評価を高めていたのが、「クセのない、キレイなフォーム」なんです。
ドラフト特集で、テレビやYou Tubeなどで見かける事がありましたが、「この子、ほんとにキレイなフォームで投げるなぁ」と素人ながらにも感じたほどです。
そんな井上投手のフォームを、久々に特集記事を書こうと思った時に改めてチェックさせて頂いたんですけど、その時の衝撃というか、「この投手、将来めっちゃ伸びそう!!」って、久々に興奮をしたんですよね。
また、インタビューされている動画も一緒にあったんですけど、このインタビューの受け答えが・・
(・∀・)イイネ!!
一気にファンになってしまいました!
井上温大の美しいフォームを動画で紹介
筆者が観た動画というのが、高校生ドットコムさんのこちら。
個人的な惚れポイントは、
- ワインドアップした時の正三角形
- 左足を上げた時に一本立ちしている右足
- 投げ終わった時に左足一本で軸が出来て立っている姿
が、良い感じだなぁと思ってみていました。
最初のワインドアップは松坂大輔投手を、足の動きだけ観ていると杉内俊哉二軍投手コーチの立ち姿を彷彿させるようです。
意識が高いことがインタビューからも分かります
次に、インタビューの動画です。
インタビューの中でも答えていますが、入学当時の最速は123キロ程度だったそうですが、当時からフォームは変わらず、監督もいじるところがなかったとの事です。
1年からベンチ入りをしていますが、2年冬に60キロちょっとしかなかった体重を増やすために、食トレにも励んでいたとの事です。
元々、少食だったので、食トレが嫌だったみたいですが、今では70キロまで体重を上げてくる事ができ、結果的に最速146キロまでストレートのスピードも伸びたので、努力の賜物って感じですね。
トレーニングに対する意識の高さも持ち合わせていますし、身体のサイズからして、2年後、3年後にはさらに出来上がってくると思われます。
何より来年の環境は井上温大投手にとって最高では??
素材が一流だという事は、十分にわかりますが、料理でも同じですが、調理する側が下手なら素材の魅力は半減、もしくは発揮されずに終わってしまう・・
という事になりますので、どの球団と縁を持てるか?は高校生からプロ入りする選手からすると、本当に大事になってくると思います。
プロ志望届けを提出出来ると言えども、自分が指名した球団に入団出来るわけではなく、それぞれの球団で抱える課題も違えば、競争力も違うわけですし、ある意味可愛そうだな・・と思うところはあるのですが・・
これだけの素材ですから、良い球団には入ってほしいなぁ・・と思っていたところでの我が読売ジャイアンツがドラフト指名!
という事で、個人的にはめちゃくちゃ嬉しかったです!!
とは言え・・
先ほども言ったとおり、調理が下手な球団となると、育成が上手くいかず、良い素材も消えてしまう事になりますが、巨人はどうなの??と考えた時、来年の環境は「激アツ」だと思っています。
二軍、三軍のコーチングスタッフがやばい!
昨日、発表された巨人のコーチングスタッフ。
もうご覧になりました??巨人ファンならめちゃくちゃ未来が明るいスタッフ陣容では無いですか??
個人的には、桑田さん、上原さんがコーチングに入って欲しいなぁ・・と思いますけど、概ね来季のコーチはグッドかなと思います!
来季の巨人コーチ陣ですが、
1軍 | |
監督 | 原辰徳(背番号83) |
ヘッドコーチ | 元木大介(背番号77) |
作戦コーチ | 吉村禎章(背番号87) |
野手総合コーチ | 後藤孝志(背番号88) |
野手総合コーチ | 石井琢朗(背番号89) |
投手チーフコーチ | 宮本和知(背番号81) |
投手コーチ | 三澤興一(背番号73) |
内野守備走塁コーチ | 古城茂幸(背番号86) |
バッテリーコーチ | 相川亮二(背番号79) |
ブルペンコーチ | 村田善則(背番号98) |
トレーニングコーチ | ジョン・ターニー |
トレーニングコーチ | 穴吹育大 |
2軍 | |
二軍監督 | 阿部慎之助(背番号80) |
野手総合コーチ | 村田修一(背番号75) |
投手コーチ | 杉内俊哉(背番号85) |
投手コーチ | 木佐貫洋(背番号78) |
内野守備走塁コーチ | 片岡治大(背番号70) |
外野守備走塁コーチ | 松本哲也(背番号84) |
バッテリーコーチ | 実松一成(背番号82) |
トレーニングコーチ | 白水直樹 |
3軍 | |
三軍監督 | 井上真二(背番号72) |
総合コーチ | 二岡智宏(背番号76) |
野手総合コーチ | 金城龍彦(背番号74) |
投手コーチ | 山口鉄也(背番号91) |
投手コーチ | 会田有志(背番号92) |
内野守備走塁コーチ | 藤村大介(背番号 96) |
バッテリーコーチ | 加藤健(背番号90) |
トレーニングコーチ | 石森卓 |
巡回 | |
巡回投手コーチ | 水野雄仁(背番号71) |
注目は、二軍監督に、引退した阿部慎之助選手を配置したところではなく、2軍、3軍の投手コーチ陣、バッテリーコーチです。
井上選手は、おそらく身体づくりが必要だと思うので、3軍からスタートすると思われますが、この3軍に鉄腕左腕の山口鉄也コーチ、そしてバッテリーコーチは松井秀喜選手と同期のカトケンこと加藤健コーチ。
2019年10月30日 2記事目書きました!
→ 巨人のコーチ陣が固まる!ところでコーチっていくらくらいもらえるの??
そして、筆者が一番期待しているところが、二軍投手コーチに杉内俊哉投手がいるという事!
先ほども触れたんですけど、個人的には工藤公康ではなく杉内俊哉のようなピッチャーになってほしいなぁ・・タイプ的にも杉内タイプなような気がするんだけどなぁ・・
と思ってるんです。
もちろん、工藤監督も実績が素晴らしいので否定するわけではないですが、いずれにしても社会人からプロ入りし200勝近い勝利を積み上げてきた甲子園注目のレジェンドですから、最高のコーチングが期待出来るのでは無いかな?と思います。
工藤監督も杉内コーチも、プロ入り前は大きく割れるカーブが有名でしたけど、プロ入り後は工藤監督はカーブと熟練の投球術を磨き、杉内コーチもカーブよりも代名詞となったのがチェンジアップですよね??
当時、杉内コーチのチェンジアップは魔球として恐れられていました!
あと地味に嬉しいのが、日ハムに移籍した實松一成捕手が引退してコーチで戻ってきているというところ。
阿部慎之助のバックアッパーとして、地味に良い仕事していましたし、日ハム移籍後も頑張っていましたから、もう巨人に戻ってくる事はないかな・・と思っていましたが、こうやって戻ってきれくれているところは、すごく感動しました!
(なんと言っても、松坂世代ですからね・・・)
井上温大 同タイプのプロ選手は?
工藤監督、杉内コーチともに、すでに引退した選手なので、同じようなタイプが現役選手でいないかな??という事で、個人的な趣向も入りますが、3人ピックアップしてみました。
まず一人目は、千葉ロッテマリーンズの成田翔投手です。
2016年ドラフト3位でロッテに入団ですが、3年間一軍での出場は2017年のみです。
しかし、秋田商業では東北のドクターKとも言われていた逸材ですが、身体のサイズが井上選手と酷似しているので取り上げました。
身長 | 170cm |
体重 | 70kg |
と井上選手と同じ体格です。
2018年の日米野球に出場していて、ロッテの次世代を担うサウスポーとして期待はされていますが、2019年は二軍では好成績も、一軍登板はなかったようです。
ロッテは地味に若手投手が奮闘していたり、良いピッチャーがいるので、競争が激しいですが、是非とも頑張ってほしいですね。
二人目ですが、中日ドラゴンズの岡田俊哉投手です。
智弁和歌山高校から2009年ドラフト1位で入団した、今年は抑えを務めていた鉄腕左腕です。
日本代表にも選ばれた事があるほど、素晴らしい経歴を持った岡田選手ですが、2017年には血行障害を起こして、登板数を大きく落としたり、怪我から這い上がった経歴を持った選手です。
身長 | 178cm |
体重 | 67kg |
身長は大きく見劣りしますが、細身な印象だという事、活躍している高卒サウスポーという事、決め球が「スライダー」というところでチョイスしてみました。
先発タイプと思われる井上投手ですが、ワンポイントやリリーフから巨人でも頭角を現していく方が、競争はしやすい可能性もあるので、様々な可能性を見出してほしいですね。
そして、最後の三人目ですが、楽天イーグルスの松井裕樹投手です。
言わずと知れた、侍ジャパンの抑えも務めた、楽天イーグルスの守護神。
昨年は勤続疲労からか成績を大きく落としましたが、今年は見事に復活し、安定した成績をずっと残し続けている日本を代表するクローザーです。
身長 | 174cm |
体重 | 74kg |
井上選手より、少しがっちり体型ですが、プロ野球選手としては小柄なサイズです。
高校時代には、一試合22奪三振を奪うドクターKの決め球は「縦に割れるスライダー」、2019年は改良を加えた小さく曲がるスライダーも駆使して、大活躍でした。
井上選手は横に滑るスライダーが得意なようですが、他に縦にも割れるスライダーも投げれるという事なので、複数のスライダーで三振を奪っていけると良いですね!
松井選手のようなスケールの大きな投手に育ってほしいなぁと思うのですが、松井選手はどちらかと言えば豪腕。
力でバシバシ抑えていくタイプだと思うので、どちらかと言えば杉内コーチのように緩急での奥行きや両サイドの幅をめいいっぱい使った投球・・
そんな井上選手の方が観たいかなぁ??と思います。
井上温大 名前を覚えておいて損はないと思います
前橋商業高校からドラフト4位で巨人入りする井上温大投手、今回はドラフト特集という事で、フォームが目に付き、どうしても紹介したいと思い記事にさせて頂きました。
いかがでしたでしょうか?
巨人ファンだけでなく、プロ野球ファンの心に残る、そんな名選手に育ってほしいなぁと願っていますが、今の巨人ならそれは絶対に可能!と思えるほどの環境とチャンスがあります!
今年は優勝したと言えども、チームの課題は先発ピッチャー、そして確固たるリリーフの確立です。
大竹寛選手、沢村選手といったベテランに支えられた1年ですが、中川選手のような若手ピッチャーが一人でも多く出てくることを願いたいと思います。
2019年11月4日更新 井上選手背番号何番だろう?
→ 読売巨人軍の2020年背番号はどうなる?2019年は背番号シャッフルが成功?
2019年11月11日 追記
背番号ですが、田口麗斗選手の出世番号「90」に決定です!
今日は、あと一記事か二記事書きたいと思います。
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