2020年は東京オリンピック開幕の影響で開幕戦が1週間はやまり3月20日になります。
開幕戦はDeNAと東京ドームで行われますが、このカードだけ18時から試合開始と注目の一戦となりますが、2020年伝統ある読売巨人軍の開幕一軍として迎えるメンバーは誰なのか?
今回は、2020年の巨人開幕一軍を予想したいと思います。
2018年巨人の開幕一軍と開幕投手
はじめに、2018年高橋由伸監督2年目のシーズンの開幕一軍メンバーを確認しておきましょう。
2018年は3月29日が開幕戦、上原浩治選手が3/9に巨人に電撃復帰するなど、華々しいスタートを切ったこの年の開幕一軍メンバーは次の通りです。
投手(先発) | 菅野智之、野上亮磨、山口俊、、田口麗斗 |
投手(リリーフ) | 上原浩治、澤村拓一、谷岡竜平、スコット・マシソン、アルキメデス・カミネロ、高木京介、篠原慎平 |
捕手 | 小林誠司、大城卓三、河野元貴 |
内野手 | 吉川尚輝、坂本勇人、阿部慎之助、岡本和真、ケーシー・マギー、山本泰寛、中井大介、田中俊太、辻東倫、吉川大幾 |
外野手 | 陽岱鋼、アレックス・ゲレーロ、長野久義、立岡宗一郎 |
開幕ローテーションに、吉川光夫投手、大竹寛投手も入ったため、高木京介投手らが抹消されたりしていますが、リリーフを7人にする体制でした。
野手では、高橋由伸監督お気に入りの辻選手、新人の大城選手、田中俊太選手が開幕一軍入りして、岡本和真選手もオープン戦から結果を残し開幕スタメンを勝ち取りました。
開幕投手は、4度目の菅野智之投手が務めています。
2019年巨人の開幕一軍と開幕投手
次に、2019年の巨人の開幕一軍メンバーですが、この年から登録メンバーが1名増えて29名の登録が可能となっています。
投手(先発) | 菅野智之 |
投手(リリーフ) | ライアン・クック、宮國椋丞、桜井俊貴、中川皓太、今村信貴、吉川光夫、戸根千明、大江竜聖 |
捕手 | 阿部慎之助、小林誠司、炭谷銀仁朗、大城卓三 |
内野手 | 吉川大幾、吉川尚輝、中島宏之、坂本勇人、岡本和真、田中俊太、山本泰寛 |
外野手 | 陽岱鋼、丸佳浩、亀井善行、石川慎吾、立岡宗一郎、アレックス・ゲレーロ |
開幕一軍は26名の登録、残り3名の登録ができますが、開幕投手の菅野智之選手以外の先発ローテーションメンバーの登録は翌日からでヤングマン登録、抹消後にメルセデス登録、山口俊、畠世周と登録されています。
リリーフに目を向けると、吉川光夫、大江竜聖両投手をセットアッパーに据え、新外国人クック投手へ繋ぐ勝ちパターンを確立しようと試みていました。
野手では、FA移籍で巨人入りした丸佳浩、炭谷銀仁朗両選手が順当に一軍入り、開幕スタメンマスクこそ小林誠司選手が被りますが、捕手三人制で上手く投手をリードしました。
ちなみに阿部慎之助選手は捕手登録されていますが、キャンプ中から怪我を負ったので、守備にはつかずに代打要員として開幕一軍スタートです。
また、オープン戦絶好調だった陽岱鋼選手が開幕スタメン5番で出場、2番坂本勇人、3番丸佳浩のサカマルコンビと4番若き主砲岡本和真と主軸を固定、1番バッターには潜在能力ピカイチの吉川尚輝を配置する攻撃的布陣で開幕しました。
2020年巨人の開幕一軍メンバーは誰?開幕投手は?
2018年、2019年の開幕一軍メンバーを確認した上で、2020年の開幕一軍は誰が入るのか?という予想に入りたいと思います。
今回も29名の開幕一軍メンバーの登録を行いますが、原監督で変わりありませんので26名のメンバー登録を行うものとして予想したいと思います。
まず、筆者の2020年開幕ローテーション予想ですが、
読売巨人軍の開幕ローテーション予想!2020年ブレイク選手、出てこーい!
で書かせて頂いたとおり、
- 菅野智之
- CCメルセデス
- 高橋優貴
- エンジェルサンチェス
- 田口麗斗
- 畠世周
の6名と予想しました。そのため菅野智之選手以外の先発ローテーションは開幕一軍メンバー入りはないと予想し、
投手(先発) | 菅野智之 |
投手(リリーフ) | 中川皓太、ルビーデラロサ、澤村拓一、大竹寛、大江竜聖、戸根千明、鍵谷陽平、古川侑利 |
捕手 | 小林誠司、炭谷銀仁朗、大城卓三 |
内野手 | 岡本和真、坂本勇人、吉川尚輝、新外国人(ファースト)、増田大輝、田中俊太、北村拓己 |
外野手 | 亀井善行、ジェラルドパーラ、丸佳浩、陽岱鋼、山下航汰、重信慎之介、松原聖弥 |
阿部慎之助、スコット・マシソン、上原浩治選手が引退、リリーフと代打要員の空きが出ている中で、2019年の勝ちパターンの中川皓太、デラロサ両選手を中心にリリーフ陣を形成。
昨年実績のある大竹寛、澤村拓一両投手でセットアッパー、先発もこなせるロングリリーフ要因として球威がある古川選手を抜擢し、リリーフ陣を厚くしました。
野手は勝負手を厚くするためベテランを代打へ
左右の代打要員ですが、個人的には亀井善行、陽岱鋼両選手に担ってほしいと思います。
亀井選手は個人的に大好きな選手ですが、亀井選手をレギュラーでなく代打で使えるようになれば、選手層は厚くなります。
また、懸念の1番と5番バッターの問題ですが、1番はセカンドの選手に任せるのが一番だと思うので、吉川尚輝選手を筆頭に田中俊太選手と争って欲しいですし、新外国人の獲得次第では若手枠として北村拓己選手に期待したいと思い、開幕一軍メンバーに加えてみました。
5番バッターですが、ジェラルドパーラ選手が機能してくれる事を願っており、あとを打つ6番は大城卓三選手が捕手で出場か山下紘汰選手や重信慎之介選手が担うのも良いかと思います。
開幕スタメン予想もしました!
→ 読売巨人軍の開幕スタメン2020はどうなる?歴代の打線を振り返りながら考察してみた!
2020年の巨人は2019年をベースに全く違うチーム
2019年の開幕一軍と比べると、投手、野手ともに新しいメンバーを入れてみましたが、ベースとなるのは2019年ペナントレース終盤の一軍メンバーです。
投手陣は2019年よりも安定の予感
開幕投手は2019年に続いて菅野智之選手が内定です、よっぽどの事がない限り、菅野投手で決まりでしょう。
他の投手については、2019年で成長した中川選手や役割が確定した大竹選手をリリーフで起用する一方で、田口麗斗選手を先発へ回して、左には若手枠として大江竜聖選手を2年連続でチャレンジさせるというのも良いと思います。
先発に関しても、山口俊投手の穴を埋めるのは一人では無理だと思いますので、田口麗斗、畠世周、戸郷翔征、高田萌生、古川侑利といった若手でなんとか埋めて欲しいですし、韓国17勝右腕のエンジェルサンチェス投手にも期待しています。
野手は若手が出てくると近未来打線が完成
野手に関しては、増田大輝選手は開幕メンバーではありませんでしたが、チームトップの盗塁15を決め、終盤には代走のスペシャリストとしてチームの危機を何度も救ってくれました。
吉川尚輝選手も開幕メンバーでしたが腰痛による長期離脱で、2019年はほとんど戦力になれていません。怪我さえなければ復帰するだけで新戦力となりえます。
一方で、サカマルコンビが健在なのと、岡本和真選手が2年連続30本、終盤には一皮向けた印象もあるので、来年は40本は期待できそうですし、主力が固まっていて安心感があります。
捕手は新外国人次第で固定もあり?
問題は、捕手の起用になると思いますが、現在獲得調査中のファーストを守れる新外国人選手が期待出来るかどうか?で小林誠司選手か大城卓三選手か、起用が変わる可能性があります。
ファーストに新外国人選手が入り、パーラ選手のあとの6番を打つ事になれば小林誠司選手でディフェンスを中心にした布陣になりますし、獲得できなかった時は小林誠司選手が捕手でファーストに大城卓三選手を起用するプランも浮上するかもしれません。
外野手に関しては、丸佳浩選手、ジェラルドパーラ選手は確定ですが、ライトは亀井、陽両選手に若手が割って入るか注目のポジションになるでしょう。
セ・リーグ連覇と日本一奪回を
2019年に活躍した選手の特徴を原監督はじめ首脳陣も分かってきたと思うので、去年よりも役割が明確になってくると思います。
その上で、中島裕之、岩隈久志両選手のベテランが加わり、戦力化してくれれば、巨人はスキのないチームになるでしょう。
2020年、セ・リーグ連覇と日本一奪回を目指して、今から開幕一軍メンバー入りの競争はスタートしていますので、しっかりとオフも力をつけてきてほしいと思います。
以上、2020年の開幕一軍メンバー予想になりますが、新しい情報がわかり次第、追記していきますので、何かあればTwitterやコメントいただけると幸いです。
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