2020年2月18日に行われた千葉ロッテマリーンズとの練習試合。
吉川尚輝選手が、攻守でアピールし、開幕スタメン候補に一気に躍り出てきました。
吉川尚輝選手が怪我なく、一年間コンスタントに出場機会を得られるようになれば、巨人の1番問題とセカンド問題を一気に解決できるので、最大の補強と言っても過言ではありません。
特に、吉川尚輝選手の守備は、見ている人を魅了し、ワクワクさせる他の選手にはない力がありますので、守備だけでお金を稼げる選手だと言っても過言ではありません。
そんな吉川尚輝選手の千葉ロッテマリーンズでの活躍を、ここでもう一度振り返ってみたいと思います。
吉川尚輝選手のバッティング結果
千葉ロッテマリーンズとの練習試合で、
- カウント1-0から真ん中直球を捉えてライト前ヒット
- フルカウント(エンドラン)から内角カットボールに詰まってレフトフライ(1死1塁)
- カウント1-1から真ん中フォークを捉えてセンター前ヒット(1死1塁)
- カウント1-2から真ん中低めのカットボールを捉えてライト前へのタイムリーヒット(1死満塁)
4打数3安打 タイムリーヒット1本で打点1
初回、鍬原選手が2点を奪われ、追いかける展開から始まりましたが、いきなり相手の出鼻をくじくヒットを放ちチャンスメイク。
第二打席は、エンドランの作戦だったため、多少強引に打ちにいってましたが、フライを打ち上げていたのは反省材料ですが、第三、第四打席ではしっかりと変化球を捉えてのヒットを放っています。
どの打席も、タイミングがしっかり合っていますので、リードオフマンとして高い出塁率が期待できそうです。
2019年と2020年の吉川尚輝選手の打撃フォーム比較
2019年は、丸佳浩選手のヒッチ打法を取り入れていましたが、2020年の打撃フォームと比較してみると、ヒッチは行わずコンタクトする打法になっています。
また、2019年よりも背中がピシッと伸びて、バットを立てているように見えますし、足の上げ幅も大きくなっているように感じます。
スイングもシャープに振れていますし、調整が順調な様子が伺えますね。
吉川尚輝選手の守備は他の選手を圧倒する広さ
体調の良さが確認できるのは、打撃よりも守備を見た時に際立つのですが、3回の守備は明らかに他のセカンドよりも後ろにポジションを取っていて、抜けそうな当たりをキャッチし、正確にスローイング出来ています。
捕球後の送球体制を作るには、体幹の強さがなければ難しい姿勢ですから、体調が良くなければ絶対に出来ないプレーだと思いますんで、体調面では今のところ心配するところは無さそうなので、一安心ですね。
走塁面でも野球センスを感じる吉川尚輝選手
また、上記の動画でも出ていますが、走塁面でも吉川尚輝選手が出場する事で機動力を使った攻撃が出来る事を証明してくれています。
亀井善行選手に近い、相手のスキを付く野球センスは、他の選手との違いとして十分なアピールが出来ているので、今後は盗塁も含めて、巨人にないスピードという武器を思う存分発揮してほしいなと思います。
今日行われる中日ドラゴンズとの練習試合には、スタメン出場はありませんので、休養の可能性がありますが・・
若林選手、山本選手もアピール機会を虎視眈々と狙っていますが、熾烈なレギュラー争いを勝ち抜き、開幕スタメンだけでなく1年間試合に出続けて、レギュラーの座を確立してほしいと願っています。
ライバルも虎視眈々とレギュラー狙っています