千葉ロッテマリーンズの鈴木大地選手、楽天イーグルスの美馬学選手。
それぞれFA宣言後、移籍先が鈴木大地選手が楽天イーグルス、美馬学選手が千葉ロッテマリーンズとトレードを行ったような形になりました。
主力級の移籍で、共にFA補償はBランクという事で、人的補償が発生する事になりますので、これからそれぞれの球団でプロテクトリストを作成する事になりますが・・
プロテクトリスト作りは、けっこう難航するのでは??と見られるのが、近年ドラフトで獲得した有望な選手が両球団ともに多いため、ある程度活躍している中堅選手が割を食う可能性もあるのでは??と個人的には見ています。
今回、ロッテと楽天、それぞれのプロテクトリスト予想をしながら、それぞれの球団の期待の若手選手を紹介したいと思います。
千葉ロッテマリーンズ プロテクト予想
まず、最初にロッテのプロテクト選手入りの予想ですが、確実に入りそうな選手は
- 投手 涌井、石川、西野、益田、二木、岩下、松永、東妻、酒居、佐々木、小島、東條
- 捕手 田村、柿沼
- 内野手 中村奨、井上、藤岡、平沢、安田
- 外野手 荻野、清田、岡、角中、藤原
上記の24人は、間違いなくプロテクトされると思われます。
残り4人ですが、
- 2018年ドラフト4位投手 中村稔弥(亜細亜大学)
- 2017年ドラフト4位外野手 菅野剛士(日立製作所)
- 2017年ドラフト6位投手 永野将司(本田技研工業株式会社)
- 2016年ドラフト4位投手 土肥星也(大阪ガス)
- 2015年ドラフト3位投手 成田翔(秋田商高)
この5人が有力候補で、さらにユーティリティプレーヤー枠としては、
- 2012年ドラフト4位外野手 加藤翔平
- 2012年ドラフト3位内野手 三木亮
合計して7人の中から4枠を決める事になりますので、楽天イーグルスの戦力を分析した上で、最終的なプロテクト枠を決定したいのですが、
楽天補強ポイント
- 先発、リリーフ共に左腕は不足していない。
- 内野手は、ファーストの銀次、サードの藤田が高齢化、FAで鈴木大地を補強し解消、セカンドとショートは浅村栄斗、茂木選手で万全。
- 外野手は、オコエ瑠偉の覚醒待たれるが、島内、ブラッシュ、田中和基、辰巳、巨人から移籍の和田と好素材が多い。
上記のように分析したところ、若干内野手のバックアップに不安を感じる事、投手は何人いても足りないと思われるところからプロテクト選手は、
- 2012年ドラフト3位内野手 三木亮
- 2016年ドラフト4位投手 土肥星也(大阪ガス)
- 2015年ドラフト3位投手 成田翔(秋田商高)
- 2018年ドラフト4位投手 中村稔弥(亜細亜大学)
この4選手を加えた方が良いと思いました。
千葉ロッテマリーンズプロテクト外選手予想
投手 | 大谷智久 |
投手 | 唐川侑己 |
投手 | 内竜也 |
投手 | 山本大貴 |
投手 | 南昌輝 |
投手 | 渡邉啓太 |
投手 | 有吉優樹 |
投手 | 田中靖洋 |
投手 | 原嵩 |
投手 | 石崎剛 |
投手 | 永野将司 |
投手 | 古谷拓郎 |
投手 | 土居豪人 |
捕手 | 吉田裕太 |
捕手 | 宗接唯人 |
捕手 | 江村直也 |
捕手 | 細川亨 |
内野手 | 松田進 |
内野手 | 香月一也 |
内野手 | 細谷圭 |
外野手 | 加藤翔平 |
外野手 | 菅野剛士 |
外野手 | 山口航輝 |
プロテクトから漏れた選手で
- 2017年ドラフト4位外野手 菅野剛士(日立製作所)
- 2012年ドラフト4位外野手 加藤翔平
以外にも、ピッチャーでは田中靖洋、大谷智久、内竜也、唐川侑己、永野将司選手など、逸材揃い。
楽天は、おそらくピッチャーを獲得したいはずですので、個人的には
- 田中靖洋 右
- 永野将司 左
いずれかの獲得を狙うのではないか?というのが筆者の予想です。
ロッテにソフトバンクホークスから福田周平選手がFAで加入です!
そのため、外野手からプロテクト外になる可能性がある選手として、
- 角中勝也
- 清田育宏
中堅選手が外れる可能性も出てきました。
楽天イーグルス プロテクト予想
次に、楽天イーグルスのプロテクト予想28人ですが、確実にプロテクトされる選手は
- 投手 岸、石橋、辛島、塩見、藤平、釜田、松井、青山、森原、高梨、菅原、安楽、弓削、由規
- 捕手 堀内、太田、足立
- 内野手 浅村、茂木、銀次、渡辺佳
- 外野手 島内、辰己、田中和、オコエ、和田
以上、26名だと予想しますが、残り2名ですが、
- ソフトバンクから移籍の捕手 山下斐紹
- 2017年ドラフト2位外野手 岩見雅紀
- 育成ドラフト上がりの俊足外野手 卓丸
- 2018年二桁ホーマー内野手 内田靖人
- 2017年ドラフト4位投手 渡邊佑樹(横浜商科大)
- 横浜DeNAより移籍の投手 熊原健人(仙台大)
- 広島カープより移籍の投手 福井優也(早稲田大)
- 貴重なリリーフ左腕投手 菅原秀(大阪体育大)
- 2017年ドラフト1位投手 近藤弘樹(岡山商科大)
この9名プラス若手有望枠として、
- 2018年ドラフト7位外野手 小郷裕哉(立正大)
- 2018年ドラフト6位内野手 渡邊佳明(明治大)
この11名の中から、2名のプロテクト選手を入れたいと思うのですが、千葉ロッテマリーンズの戦力を確認してみると、
千葉ロッテマリーンズ補強ポイント
- 二桁勝利の先発投手がいない、先発候補の立て直しは急務。美馬投手に二桁望むのは厳しい?
- 内野には安田、平沢、外野には藤原と近未来のロッテの顔になれる逸材揃いのため、人財的には不足している感じはしない。
と考えると、若手の二桁勝利を狙えるポテンシャルを持つ投手に絞ってくる可能性があると見られるため、
- 渡邊佑樹(横浜商科大)
- 菅原秀(大阪体育大)
この二人をプロテクトした方が良いと判断しました。
2017年ドラフト1位の近藤選手ですが、ドラフト戦略上手放すのは色々と意見が出てきそうですが、ファームでも結果が出ていないので、思い切ってプロテクト外にする事にしました。
ロッテが、もし先発投手を望むのであれば、
- 熊原健人
- 近藤弘樹
- 福井優也
プラスアルファ、若手期待の選手として
- 引地秀一郎(2018年ドラフト3位)
もオススメです。
引地選手に関しては、プロテクト枠に入れるか迷うほどの将来性が楽しみなピッチャーです。
将来性を買ってのプロテクト入りするのであれば、「釜田佳直」投手をプロテクト外にする可能性もあるかもしれません。
楽天イーグルスプロテクト外選手予想
投手 | 小野郁 |
投手 | 福井優也 |
投手 | 引地秀一郎 |
投手 | 近藤弘樹 |
投手 | 鈴木翔天 |
投手 | 熊原健人 |
投手 | 佐藤智輝 |
投手 | 西口直人 |
投手 | 寺岡寛治 |
投手 | 久保裕也 |
捕手 | 岡島豪郎 |
捕手 | 山下斐紹 |
捕手 | 石原彪 |
内野手 | 藤田一也 |
内野手 | 渡辺直人 |
内野手 | 山崎剛 |
内野手 | 内田靖人 |
内野手 | 村林一輝 |
外野手 | 岩見雅紀 |
外野手 | 下水流昂 |
上記の選手が、プロテクト外予想となりますが、投手以外にも
- 捕手登録ですが、外野もできる岡島選手
- ベテラン守備職人の藤田選手
- 長距離砲二桁ホーマー内田選手
- 未来の長距離砲候補の岩見選手
- 広島から移籍のパンチ力ある外野手下水流選手
も魅力的な選手です。
特に、鈴木大地選手流出のため、内野手を補強するのであれば、「内田靖人」選手は魅力的かも知れません。
ロッテと楽天の2対2のトレードになるか?
以上が、それぞれのプロテクト予想選手になりますが、若手には有望な選手も多いことから金銭補償でなく、人的補償をそれぞれ獲得するのではないか?と思っています。
となれば、主力の選手がFA、若手を人的補償で獲得。
と、見方を変えれば2対2のトレードをしたような形になりますよね??
それでも、お互いメリットがある補強になれば良いのですが、個人的な見解としては、「楽天イーグルスの鈴木大地選手の可能が大きい」と見ています。
美馬投手もイニング数を稼いでくれるのは嬉しいでしょうが・・
防御率を見ても、そこまで良くないですし、その他の投手のセイバーメトリクスを見ても、突出しているわけではないので、ロッテの補強にハマっているのか??は疑問が残ります。
とは言え、この結果が良かったかわかるのは、数年後になりますので、是非ともお互い新天地で活躍することを願っております。
また、人的補償で移籍する選手が出た場合も、しっかりと活躍して欲しいと願っております!今後新しい事が判明次第、また追記していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
それぞれの人的補償の選手が判明!楽天イーグルスからは小野郁投手、千葉ロッテマリーンズからは酒居知史選手がそれぞれ移籍します。
そして何より驚いたのが、千葉ロッテマリーンズの涌井秀章投手が楽天イーグルスへ金銭トレードで移籍!是非とも新天地で復活しほしいですね!
鈴木大地選手と美馬学選手の記事書いています。