おはようございます。
Yahooニュースで上原浩治さんの新著書の存在を知りました・・・汗
上原ファンと公言しながら、SNS関係は面倒なのと、引退後の最新情報を追いかける事はしなかったので、新しい著書を出しているのも知りませんでした。
→ OVER - 結果と向き合う勇気 - (JBpressBOOKS)
「電撃引退――。“雑草魂"が枯れるとき、上原浩治は何と戦ったのか。」
上原選手が、なぜ引退を決めたのか?
電撃的な巨人に復帰からの2年間を振り返る著書という事で、最後にどんな想いを持って巨人に復帰を決めてくれたのか?
メジャーのプライドもあったはずなのに、その中で葛藤を抱えながら高橋由伸監督とどう接してきたのか?そして最後に原監督とどんな言葉を交わしたのか・・・
スペシャルなゲストとの対談を通して、上原選手の想いに少しでも触れる事ができれば・・
そんな想いで購入しました。
届くのが楽しみです。
上原浩治の現役時代の戦績
上原選手の現役成績は以下の通り。
年度 | チーム名 | 防御率 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 試合 | 完投 | 完封 | ホールド | 勝率 | 投球回 |
1999 | 巨人 | 2.09 | 20 | 4 | 0 | 25 | 12 | 1 | - | 0.833 | 197 2/3 |
2000 | 巨人 | 3.57 | 9 | 7 | 0 | 20 | 6 | 1 | - | 0.563 | 131 |
2001 | 巨人 | 4.02 | 10 | 7 | 0 | 24 | 4 | 1 | - | 0.588 | 138 2/3 |
2002 | 巨人 | 2.60 | 17 | 5 | 0 | 26 | 8 | 3 | - | 0.773 | 204 |
2003 | 巨人 | 3.17 | 16 | 5 | 0 | 27 | 11 | 1 | - | 0.762 | 207 1/3 |
2004 | 巨人 | 2.60 | 13 | 5 | 0 | 22 | 2 | 0 | - | 0.722 | 163 |
2005 | 巨人 | 3.31 | 9 | 12 | 0 | 27 | 6 | 2 | 0 | 0.429 | 187 1/3 |
2006 | 巨人 | 3.21 | 8 | 9 | 0 | 24 | 5 | 0 | 0 | 0.471 | 168 1/3 |
2007 | 巨人 | 1.74 | 4 | 3 | 32 | 55 | 0 | 0 | 4 | 0.571 | 62 |
2008 | 巨人 | 3.81 | 6 | 5 | 1 | 26 | 2 | 0 | 5 | 0.545 | 89 2/3 |
2009 | BAL | 4.05 | 2 | 4 | 0 | 12 | 0 | 0 | 0 | 0.333 | 66 2/3 |
2010 | BAL | 2.86 | 1 | 2 | 13 | 43 | 0 | 0 | 6 | 0.333 | 44 |
2011 | BAL/TEX | 2.35 | 2 | 3 | 0 | 65 | 0 | 0 | 22 | 0.4 | 65 |
2012 | TEX | 1.75 | 0 | 0 | 1 | 37 | 0 | 0 | 7 | - | 36 |
2013 | BOS | 1.09 | 4 | 1 | 21 | 73 | 0 | 0 | 13 | 0.8 | 74 1/3 |
2014 | BOS | 2.52 | 6 | 5 | 26 | 64 | 0 | 0 | 1 | 0.545 | 64 1/3 |
2015 | BOS | 2.23 | 2 | 4 | 25 | 43 | 0 | 0 | 0 | 0.333 | 40 1/3 |
2016 | BOS | 3.45 | 2 | 3 | 7 | 50 | 0 | 0 | 18 | 0.4 | 47 |
2017 | CHC | 3.98 | 3 | 4 | 2 | 49 | 0 | 0 | 14 | 0.429 | 43 |
2018 | 巨人 | 3.63 | 0 | 5 | 0 | 36 | 0 | 0 | 14 | 0 | 34 2/3 |
2019 | 巨人 |
メジャーに移籍してからは、リリーフとして活躍し、前人未到の100勝100ホールド100セーブを達成。
武器はストレートと複数種類のSFFでしたが、何よりも精密機械とも言われるほどのコントロールの良さ。
コントロールの良さは、数字でも証明されており、現役1500回以上投げた選手の中で、暴投数がわずかに「10」です。
160回に一回しか暴投しないという事で、試合を壊さない投手だった事が、これでも分かります。
また、K/BB(奪三振数を与四球数で割った数値)は、驚異の6.64(1400奪三振211与四球)と圧倒的な数字です。
この数字は、全世界で見ても圧倒的な数字と言われていて、
日本では
二位の土橋正幸氏で4.61、杉浦忠氏で4.29、現役では菅野智之投手の4.63
メジャーでも、
一位のTボンド氏の5.04、Cシリング氏の4.38、現役のドジャースのCカーシヨウ投手でも4.24と、どの数字を持ってしても敵いません。
四球が少なく、奪三振率が高い投手という事で、攻略が難しい投手だったという事が、この点からも分かりますよね。
また、晩年の上原選手と言えば、ストレートは140キロ前後・・
いわゆる「遅いストレート」でもメジャーの強打者は空振りしてしまうため、不思議がられていたものですが・・・
遅いストレートでも、工夫次第では長く現役を続けることを証明してきた事も、大きな功績だと思います。
そんなレジェンドの上原選手が、2019年5月急に現役引退発表・・・
春先のキャンプのときには、原監督も「クローザーで勝負してほしい」なんて事も言っていたのに、まさかの事態・・
もしかしたら、原監督も、キャンプを見て「厳しいかも・・」と思っていたのかもしれませんね。
それでも、レジェンド級の選手ですし、復活してほしいと願っている気持ちもあったのかもしれません。
当時のエースをリリーフ転向したのは、原監督ですからね・・
上原選手の適正を見抜いての采配だと思うのですが、原監督の眼力は本当に素晴らしいです。
とは言え・・
レベルの違う話で申し訳ないですが、私もソフトテニスを長年やっていて、ペアが衰えてきているのを見ていても、「なにかきっかけで変わる事もあるはず」なんて思って、一番良かった時のイメージをずっと引きずっている事もありました。
周りって、勝手に一番良かった時のイメージを持つので、余計にその期待に応えようとして、フォームを崩したり、時には怪我をしたり・・となっていくのもあるので、期待に答えるのって大変ですよね。
上原選手は、どんな事を考え、そして持ち前の雑草魂が枯れてしまったのか・・
OVERで語られている事も、また感想としてシェアしていきたいと思います。
今日は、上原選手の話を少しさせて頂きましたが、また上原選手の事も触れていきたいと思います。
追伸
今日は、もう一記事書きたいと思います。
記事は
「原監督の懐の深さに感動」
の予定です。
16:16更新しました。
(タイトル、変わってしまいましたw)
読売ジャイアンツ愛についてパート1書いてます。